国分寺の名前は、奈良時代に建立された武蔵国分寺に
由来しているように武蔵野の自然と歴史の町である。
昔は中央線特別快速ですら停車しなかったぐらい
自然も多く残っていた記憶があったが、30年もたつと
さすがにがらっと建物や町の雰囲気も変わってしまっていた
わずかに残されているマイナーポイントを数ヶ所歩いてみた。

住宅地の合間に残っている雑木林は、昔は広大な林だった
ことをうかがわせる。
昼間から随所にカブトムシも・・・・。
それにしてもクヌギの木がとても多い。
住宅地近くともなるとこの手のトラップが必ずある。
やってはいけないというのではなく、トラップをそのまま
置きっぱなしにしておくというのがよくない。
住宅地近くの雑木林のような所はとくに、近隣住民みんなで
保護運動している場合が多いのでこのような行為は
いただけない。


次のポイント

ここは道路開発の谷間にこじんまりと残った場所といった
感じの林だが、クロアゲハ、カブトムシもなにげなくいる。
国分寺は、こんな感じの場所が無数にあるが、いずれ
消え去るのかもしれない。


前から一度は来てみたいと思っていた雑木林
武蔵野のヒラタクワガタ雑木林としてはたぶん一番有名な
ポイントだと思われる。

この林は保護地域に認定されていたのがうれしかった。
(開発で消えることはないだろう)
ヒラタクワガタに必要な古木、クヌギの数、広さ、水気
近隣の耕作畑や果樹園など農業と密着した所にひかれる。

残念なのがご神木だったと思われる木が折れて倒れていた。
たぶん折れてまだそんなに日がたっていないと思われる。
とても残念!

下草が枯れたオフシーズンに一度ゆっくりと歩いて見たい。

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