国道299号秩父方面に向かう途中にウラジロガシ林があるという
情報をきき、どうしても見たくてたまらず簡単な地図を手に
出かけてみました。(飯能百景より)この木もクワガタつきます。
埼玉県の指定文化財にもなっているという事なので行けばすぐに
わかるだろうと思い行ってみるが、だいたいの場所に着いても
案内板や立て看板は一切無く、周りを見渡してもそれらしき林は
見あたらない。道行く人にいろいろ尋ねてみるが、返事はみんな
子の権現の事じゃなくて?と・・・。
「はて?子の権現ってなに・・?」ということでそこへ向かってみる。
指定文化財なのだからもっと有名なのかぁ〜と思ってた自分が
甘かった。

写真左 南川の風景
懐かしい木造建ての学校です。廃校になってるのかな・・。 左に行くと子の権現
車で舗装された林道を上がっていくとどうやらみんな歩いて登ってきている・・・。ウラジロガシはないですね・・・。
子の権現の二本スギ樹齢800年余の大木。ここにも文化財が・・。 このわらじはテレビで見たことあります。
ここは足腰の神様なんですね。本当はちゃんと下から歩いてこないと御利益がないかもしれません。

天目指峠あたりからの眺め 散々見てまわってやっと見つけました。
案内板はここだけですので大まかな木の雰囲気がわかってないとちょっと見つけにくいかな・・・。
東京近郊には自然にまとまったウラジロガシはないのでやっと見つけられて一安心でしたが、実際、案内板もなく普通に山中に
大木があったらたぶん私はカシ?シイ?かなぐらいでハッキリ判別できてないでしょう。立て看板にツクバネガシという名も書いてあり
そういう種類もあることをここではじめて知りました。早く、クヌギの木のように「あっ、あそこにウラジロガシまたはスダジイがある」というように
判別できたらと思ってじっくり見てみてはいるのですが・・難しいですね・・・。
埼玉にはまだ、まだ、スダジイ・タブノキの有名ポイントがあるというのでそちらも見てみなくては・・・。
スギ・ヒノキに隠れてちょっとわかりにくいかな・・・。
ウラジロガシは、ウラジロガシ茶として一般的に売られてもいますし病院でも尿管結石などになると排石目的でウロカルン錠が処方される事が
あります。ウラジロガシという植物の葉を原料としており、昔から排石・溶石茶などとして用いられています。

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