東京のホタル生息地として有名な成木川は、入間川と合流すると
川幅も広がりだんだんとヤナギやクヌギの木が増えてきます。
ちょうどミヤマクワガタ生息圏からヒラタクワガタ生息圏に
移り変わっていくような感じになっていきます。

こうやって歩いてみると入間川中流は、多摩川中流と比べると
河幅は狭く、樹木の密集帯はあまりないように感じます。
なので逆にヤナギの木が2、3本生えている所は、クワガタ・カブトの
オアシスになっているのかもしれません。

入間川中流で確認できている種類は、カブトムシ・ノコギリクワガタ
ヒラタクワガタ・コクワガタの4種です。
入間川でも多摩川と同じようにバードウォッチングをしている方は
とても多く、邪魔をしないように散策するのが大変です。
また、多摩川中流と違うのは、河川敷沿いにやたらとクヌギの木が
多いというのが特徴です。
だいぶ開発されてきたとはいえ、まだまだ田んぼや畑も多く
のどかな里山の雰囲気がただような所もあります。

今回も残念ながら目的のサイカチの木は見つけられずじまい。
どうも私が行っているフィールドではないように思えてきました。
自然に自生しているカラスウリ。
昔は、根の部分のデンプン質をベビーパウダーのように使用して
ました。

一年中樹液はでてます。左側に緑色になっているのは青カビです。
昆虫たちが常にいれば、樹液もきっとカビることはないんでしょう。

ヤナギも葉が枯れるとスカスカ状態です。

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