狭山近郊を歩く

5月という時期は、雑木林を歩くにはとてもいい時期だと思う

適当に車を走らせ、目についた林に足を踏み入れてみる。
今時期は、えごの木が白い花を咲かせ足下は白いジュ−タンが
敷き詰められたようにとてもきれいだ。
クワガタ採集という趣味からはじまり最近は、樹木や道ばたの
草木にまで興味がわくようになってきている。
昔は、草木に興味を持つ人というのは、私個人の
固定概念かもしれないが、全般的に年配の方たちという
イメージがあった。
そんな草木に興味を持ち始めている自分は
もう初老の領域に足を踏み入れているのか、または、人生に
多少なりとも余裕が出始めているのだろうか・・・・。
なんやかんやとあちらこちらの林のそばに車を止めては
足を踏み入れそれなりにクヌギの木を探してしまう。
「あまりおいしそうなクヌギはないなぁ〜」とつぶやきながら・・。

デコボコしたクヌギはあるが、めくれや樹液がでているのが
ほとんどない。
かろうじてコクワガタが樹液を吸っているようなコナラが少し・・。

これだ−!!というのはまるっきりなし・・。
雑木林でよく見かける葛
葛というと風邪の諸症状に使われる葛根湯の成分の一部
というイメージがとても強く、発汗作用があり
熱を下げるというのが真っ先に思い浮びます。
我々に必要な大事な生薬の一つなのです。
ところが雑木林を管理育成している人達には、
葛は、ツルが木の幹を締め付けたりするので嫌われてます。

我々くわ馬鹿には逆にクヌギの木を締め付けて
樹皮めくれを作ってくれるので、とってもよい草なのかも
しれません。

下の写真は、公園入口のクヌギの木の材割り痕
こんなとこでやらなくてもいいと思うのだが・・・。

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