青梅路を歩く

人間というやつは普段採集に行くときは
夜一人で行っても怖くなく、なおかつなるべく楽に採集
できる場所にいきたがるもんだ。
という私もその一人ではあるが、山の中には
いったいどんな木があり、市街地近くの雑木林とは
どんな風に違いがあるのか、夜の樹液酒場に
なっていそうな木を求めてひたすら歩く・・・。
約5年も採集ポイントを求めて歩いているので
もう近場では行くところはないだろう、なんて
自己満足の世界に浸っていたがそれは大間違いである。
見た目はスギ、ヒノキなどの針葉樹の森に見えるポイントも
よくよく奥まで歩いてみると植林時代から取り残されてた
里山のなごりのクヌギ・コナラ地帯?
なんて場所もまだまだ数多くあると思われる。
とくに青梅・五日市・奥多摩方面は、植林により
針葉樹の森になっている所が多いが
その中でわずかに残っているクヌギ地帯などは
昆虫たちにとっては砂漠の中のオアシスみたいな
場所といえるであろう。
そんなオアシスのような樹液酒場を私は夜こっそり
覗いてみたい! ←変態だぁ〜

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